皆様こんにちは。
北九州市若松区の自律神経を整える、
ひびきのカイロプラクティック、
カイロプラクター 利 です。
今回のお悩み原因解決は、
「数日前に車で寝てしまい、
寝違えたのですがそれはある程度おさまり、
頭の痺れ」で来院されたMさん。
どのように施術をしたのか、
お伝えしていきます。
後頭部(筋肉・筋膜・頭蓋)の痺れに対するひびきのカイロプラクティックの施術方法|北九州市若松区・八幡西区の自律神経カイロプラクティックサロン
1 問診での判断
問診では、
少し前に車で寝てしまい、
首を寝違えてしまいました。
「今は、寝違えは良くなっているのですが、
一昨日の夜から右側の頭(頭皮)に痺れが出まして
少し心配している」と言うことをおっしゃっていました。
この時点で
寝違えにより片側の頚部、
頭部の過度な筋緊張の可能性と
頚椎のねじれや歪みによる、
神経障害による痺れの出現が、
疑われます。
施術期間がいつもより空いていたため、
疲れの蓄積や、
過度な労働量による、
回復力低下なども見込まれます。
2 検査の状況
ふくらはぎ、
左右ともに3~5番目に圧痛あり。
肩、
左右ともに3番目に圧痛あり。
頚、
頸椎2番目の右側に圧痛あり。
次に検査に進んでいきます。
座位、
姿勢不良、左側後方に重心があり、
上半身右に捻っている。
座位での触診で顕著なのが、
肩甲上部(肩の上部)左右の筋肉が緊張している、
左側の背骨に沿っている筋肉が緊張。
足裏、
左右ともに圧痛あり、
胃や肝臓など反射区に圧痛あり。
背骨のローリングテストでは、
腰椎から胸椎中位あたりまでが右側に捻り、
左側の筋肉が膨隆していた。
背骨全体をかためて、背中の筋肉が緊張し、
防御反応が出ていた。
頚椎は右に捻じれ、
頭部はバランスを取ろうとして、
左に捻じれているため、
上位頚椎に周囲筋の筋緊張が強くなり、
頭部の痺れ発生につながっていると、
考えられます。
この状態では、頭部も回旋がおきているので、
カイロプラクティック調整で再検査の結果が悪いと、
頭蓋調整、
顎関節調整が必要かもしれません。
後頭骨・後頭部の関連痛は、
頚椎2~3番、
胃、小腸、大腸、生殖器関連を☑します。
それらの臓器の機能低下、疲労、老廃物を流す、
そして背骨を整えると、
回復します。
3 施術開始
背骨全体が右に捻り、
上半身が前方にたおれて、
上半身(特に背骨と肋骨)が右側に下がっている。
頚部上位が右に捻り、
頭部が左に捻りバランスを保っている。
「施術開始」
まずは、土台である背骨の歪み、
捻じれを取るために600回ほど、
背骨に刺激を与え、
神経の流れも整えます。
背骨に動きがでて、
神経の流れが良くなったら、
細かい部分は角度をかえて押圧で、
背骨の位置を一つ一つ微調整していきます。
次に残っている筋肉の緊張を取っていきます。
Mさんには、うつ伏せで背骨付近の、
筋肉の緊張を和らげて、
仰向けでお腹と後頭骨を緩めています。
背骨付近の筋肉を緩めることで、
背骨に更に動き(可動性)がでます。
お腹と後頭骨は胃・小腸・大腸に、
関係性があり(関係してい)ますので、
消化器官の働きも良くなり、
内臓の働きや、
自律神経が整う為
回復力も良くなります。
自律神経機能を調整して、
血管運動を安定させます。
筋肉の緊張を和らげて血管の圧迫を除去し、
血流改善を促します。
4 施術を終えて 感想 アドバイス
頭部・頚部・背骨の捻じれによって出た頭の痺れは、
歪みや捻じれを元の状態に戻すことで、
改善されていきます。
その後、残っている筋肉の緊張に、
アプローチをして、
身体の全体のバランスを整え、
自然治癒力によって、
身体が自然と自分で治していきます。
今回のMさんは、
ハードな仕事に責任も大きく、
ストレスもかなり、
かかっていたと思われます。
仕事の途中で机で寝てしまったり、
当初の来院期間が空きすぎたり、
メンテナンス不足が目立ちました。
休養が足りていないせいで、
回復力よりも体にかかる負担の方が
上回ってしまい、
回復できない体になってしまっていました。
背骨の歪みや捻じれがどんどん強くなり、
筋肉の緊張も強くなったと思います。
仕事は無理せずほどほどに、
ゆっくりと湯舟につかり体をリラックスさせ
布団やベッドで充分に睡眠をとりましょう。
生活習慣を見直しましょうね。
休養する日を決めて体をリラックスさせて
何もしない日を作っても良いと思います。
何事も無理せず程々が良いでしょう!!
ありがとうございます。
感謝致します。
北九州市若松区の自律神経を整えるサロン
カイロプラクター 利