指圧の仕方・圧し方・手の形パート①
こんにちは、指圧師の鳰です。
指圧って楽しいんですよね。
そして、自分の身体にも良い。
本当最高です。
なので、自己指圧をオススメして来たのですが、
つい最近ある方から
「押す場所も押す形も解ったんだけど、
細かい押し方が解らない」
と言われました。
仰るとおり、よくよく考えると場所や手の形はお伝えしてきましたが、
押し方という点では殆ど伝えたことがありませんでしたね。
なので、今回は押し方を砕いて説明していきます。
①垂直圧
指圧はだれでもできますから、
覚えてくださいね。
指圧には基本的な押し方として、3つの原則があります。
まずは①垂直圧から。
コレが非常に難しく、有資格者ですら取得してからの期間が短いと出来ない方は多いです。
筋肉は筒状の形をしています。
その筋肉を真っ直ぐに押さないと、中心部、そして逆側まで圧力がかからず、不均等な緩み方になってしまいます。
その為、基本的には筋肉は真っ直ぐ垂直に押すというわけですね。
しかしながら、筒状というのが垂直に押すというのを難しくしています。
ボールペンでもシャーペンでも筒状のものを真っ直ぐに押してみてください。
転がりやすくありませんか?
それが筋肉であれば、コリから指が離れ、滑っているという状態ですね。
勿論、わざと滑らせるという手技もありますが、基本から遠いものなので、今回は無視します。
ではどうするか、と言えば転がらないように無意識に指を広く使っていると思います。
筋肉も同じで、指を広く使えば転がり難いんです。
そして、指を広く使って逃げられないような垂直な位置を探すと思います。
垂直に押すのは難しいのですが、比較的押しやすくするには指を広く使うことが最も簡単で効率的だと思います。
次回パート②
4回に分けて指圧の基本をお伝えしていきますね。
ありがとうございます。
感謝致します。
ひびきのカイロプラクティック
鳰 瑞輝