便秘と腸について⑨|5分間背骨ゆらしで自然治癒力を高める整体・カイロプラクティック
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便秘と腸について⑨
こんにちは。
今回は、「便秘と腸について⑨」です。
過去のブログは読まれましたでしょうか?
読まれてない方は、ぜひ読んで下さいね(^^)
「過去の記事」
腸内環境と病気の関係まとめ
今までの内容のまとめです。
日常から起こる、便秘や下痢、おなかの不調が続く程度で、
命に関わるような大きな病気になることはないだろうと思っている人も少なくないと思います。
しかし、これまで話したように、腸の役割や免疫力との関係、腸内環境などを
見れば分かるように、腸が健康か不健康かどうかは、
大腸がんのような大きな病気だけでなく、全身の病気に大きく関わっているのです。
例えば、大腸がんの方は長年ひどい便秘で悩んでいる方も多いそうです。
また、便が溜まりやすいS状結腸や直腸に発生しやすく、因果関係も明らかになってきているようです。
病気になりやすくなる流れをまとめます。
○食生活の変化
○運動不足
○ストレス
○体内リズムの乱れ
によって、腸内環境が悪化
それにより、
腸の働きが悪くなる
症状としては、便秘・下痢・ガスが溜まりやすい、腹部の膨満感など
これを放置してしますと、
大腸では、
腸内に老廃物が溜まり、腸内細菌のバランスが崩れて免疫力が低下する。
小腸では、
腸内免疫の代表である、パイエル板のリンパ球の働きが弱まり免疫力が低下する。
この状態が続いていくと、病気になりやすくなります。
腸では、大腸がんなど。
全身では、
風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる。
花粉症やアレルギー、アトピーなど免疫異常に関わる病気。
ガンなどの免疫力と関係のある病気などになりやすくなると、言われています。
その病気や症状の中で特に近年増えているのが、
全身では、
アレルギー疾患、肌荒れ、ニキビやシミ、頭痛、肩こり、疲れ、
冷えやむくみなど。
心では、
鬱症状やうつ病
腸では、
便秘、下痢、過敏性腸症候群、
難治性炎症性疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、
大腸がんです。
では、便秘についてさらに深く話を進めていきましょう。
便秘の種類
便秘の状態や日本人の便秘の人口については、以前お話ししました。
読まれてない方は、「便秘と腸①」に書いてありますので、見て下さいね(^^)
では便秘の種類についてです。
便秘と一言で言っても、みんな同じではありません。
それぞれタイプにより分類されています。
分類の方法は、日本で一般的に使用されている方法と、国際的に使われている方法がありますが、
今回は、日本で一般的に使用されている分類方法を紹介します。
便秘は、多く分けると急性便秘と慢性便秘に分けられます。
急性便秘は、初めて訪れた場所など、旅行の時などに起こる一過性の便秘や、
腸閉塞などで便の通り道が塞がれて起こるなど、
急激に起こる便秘のことです。
慢性便秘は、○器質的便秘と○機能性便秘に分けられます。
○器質的便秘は、明らかな原因がある場合。
腫瘍や炎症、癒着など構造上の問題が原因で長く起こる便秘です。
○機能的便秘は、さらに症候性便秘と習慣性便秘に分けられ、
症候性便秘は、神経疾患や内分泌疾患、薬剤によって起こる便秘をいいます。
一方、習慣性便秘は、明確な原因がない便秘です。
習慣性便秘も、タイプがあり、
大腸の動きが悪い弛緩性のもの
大腸が緊張しているけいれん性のもの
排便反射が障害された直腸性のタイプがあります。
女性と高齢者の便秘
一般的に、女性は便秘になりやすいと言われています。
厚生労働省の国民生活基礎調査でみれば、すぐ分かりますが、
便秘は、間違いなく女性に多く、また60歳を越えると男女問わず多くなります。
この女性の便秘と高齢者の便秘はなぜ多いのでしょうか?
それについて、説明します。
同じ便秘だから、原因は同じと思うかもしれませんが、原因は違うのです。
まず、60歳未満の女性についてです。
女性については、やはりホルモンが一番の原因となっているようです。
つまり生理周期でホルモンのバランスが変化するときです。
一般的に、生理前に便秘になる人が多く、
これはプロゲステロンというホルモンによって、腸の動きが鈍くなるためです。
また、女性はやはり清潔感を大事にしますので、
臭いや音などを気にして職場や外出先での排便を我慢することが多いのも原因となっています。
なるべく、生理的な現象(排便したいとき)に合わせて、排便できるように心がけましょう。
次に高齢者ですが、高齢になると一気に男性の便秘率も増加してきます。
この原因としては、
加齢や運動不足による筋力低下、
加齢により腸の感覚が鈍くなる、
食事の量が少なくなる。こういった事が考えられています。
筋力低下では、ふんばる力が弱くなり便をうまく出せなくなる。
腸の感覚低下が起こると、便が溜まった情報が脳に伝わりにくくなり、排便できず便秘になります。
食事量が少ないと、胃や腸で起こる反射が弱くなったり、
十分な量の便が作れず便秘になります。
このように便秘にもそれぞれ原因が違いますので、
必然と人によって解決方法が変わってきますので、その人に合わせた解決方法が必要なのです。
【引用・参考文献】
●腸管免疫力を高めて病気にならない生き方 松生 恒夫 永岡書店 2012
●便秘と腸の基本と仕組み 坂井 正宙 秀和システム 2016
●腸内常在菌は腸管免疫系にどのように影響するか? 後藤 真生 化学と生物 2000年 38 巻 4 号 248-249
少しずつ便秘について発信していきますので、
よろしくお願いします。
いつもありがとうございます。
副院長 松本
ひびきのカイロプラクティックの施術
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