便秘と腸について③|5分間背骨ゆらしで自然治癒力を高める整体・カイロプラクティック
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便秘と腸について③
こんにちは。
今回は、「便秘と腸について③」です。
過去のブログは読まれましたでしょうか?
読まれてない方は、ぜひ読んで下さいね(^^)
「過去の記事」
腸は第2の脳
知っている方も多いと思いますが、腸は第2の脳と言われています。
人の体の中で、脳の次に神経細胞が多い器官は腸です。
脳には神経細胞が150億個以上あると言われていますが、
腸にも約1億個以上の神経細胞が存在すると言われています。
そのため、腸は「第2の脳」と呼ばれています。
この神経細胞によって、腸は自立して働くことが出来ます。
脳との関係とは別に、腸の神経細胞は単独で臓器に指令を送り、
動かすことができます。
主なものが、腸の内容物が肛門に向かって移動する、蠕動運動です。
腸管内に内容物が通ると、神経細胞が感知し、
腸管を動かす命令を筋に与えます。
すると、腸管に収縮と弛緩の動きが起き、
それにより内容物が肛門に向かって移動します。
これが、第2の脳の働きです。
腸は、消化・吸収・排泄と生きていくために最も重要な働きを担っています。
もし、体に有害な物が侵入したとき、
脳の判断を待っていては対応が遅れてしまいます。
そのため、独自に判断して強制的に排泄できるシステムがあるのです。
体への入り口にあたる、腸の機能が正常に機能しなければ、
脳を含めて他の臓器も活動することが出来ません。
なので、重要な臓器である腸に、
多くの神経細胞を配置しているのです。
また、腸は脳と同じ神経から作られています。
よく知られているように、ストレスなど精神的な不調は、
便秘、下痢、胃痛などとして現れてきます。
この脳と腸をつなぐ連絡役が、自律神経です。
連絡役である自律神経が不調になると、
当然、便秘などの症状が出現しやすくなります。
自律神経失調の原因としては、
過度なストレス、疲労、不規則な生活、悪い食習慣などが挙げられます。
このように、便秘といっても自律神経失調が原因の場合も、
多くあるので自利神経を整えることも、
便秘のケアで重要となってきます。
さらに、注目する点として、
腸の蠕動運動には、神経伝達物質のセロトニンが関与しています。
よく聞く名前ですが、セロトニンはホルモンの一つです。
人は、セロトニンという物質によって、幸せや落ち着きを感じています。
この分泌が低下が、うつ病の原因と一つとされています。
セロトニンが不足して、うつ病になると、引きこもりがちになりますが、
これも腸を中心とした体を守るための反応と考えることもできます。
セロトニンは、心の病気に関係するホルモンなので、脳に多いと思われている方が多いですが、
実は、体内のセロトニンの約90%は腸に集中しており、
このセロトニンは、腸で90%以上が作られているのです。
腸に存在する細胞から放出されるセロトニンは、
蠕動運動を促して、
腸がスムーズに動くように働いているのです。
また、セロトニンの原材料はタンパク質です。
うつ病の治療では、薬物療法でセロトニン量を調整しますが、
日々の食事でもセロトニンを増やすことは出来ます。
肉・魚・タンパク質や、タンパク質を必須アミノ酸に変換するために必要なビタミン。
さらに必須アミノ酸からセロトニンを取り出すときにもビタミンを必要とします。
また、腸内細菌もビタミンを合成する働きがあるため、
バランスの取れた食事をすることで、薬に頼らずに治療する事ができるのです。
当店にも、うつ病の方が多く来店されます。
色々な病院に行って、薬物療法をしても半年以上治らない方、休職中の方、
退職した方、重症な方、軽症な方など様々ですが、
当店にしっかり通われる方は、
ほとんどの方は社会復帰できているのが現状です。
では、何をしているのか?
とても単純な事です。
それぞれの問題点によって、変化しますが、簡単に書くと、
○自分の問題点を把握する
○自律神経を正常に機能する状態へ体を導いてあげる。
○食生活の見直しを行う。
○生活習慣の見直しを行う。
○身の回りの環境の整理を行う。
○思考の整理を行う。
これをしっかり、実行していただくだけで、
ほとんどの方は長年の症状から解放されています。
言い換えれば、自分の体を自分で回復できる状態、
コントロールできる状態になります。
知らず知らずのうちに不健康が当たり前に、
不調和が当たり前になっていたら、上記を行うことで変わります。
どこまで状態をもっていくかは、
重症度と、
今までどのくらい自分をいじめてきたかによって異なります。
背骨調整で自律神経を正常に再起動するだけで改善する方もいれば、
全て行っていく必要のあるかたもおられます。
また、みなさん、薬は飲みたくないとおっしゃいますが、
やはり止めるのは怖いようです。
しかし、みなさん体の環境が良くなり、
回復と日々負担のバランスがとれてくると、
徐々に減らし、断薬に成功しています。
(詳しくは患者様の声やこんな症状のページをお読みください。)
便秘とは、話題がズレましたが、
腸の環境もうつ病などの精神病に大きく関わっているので、
軽く考えてはいけませんね。
【参考文献】
●腸管免疫力を高めて病気にならない生き方 松生 恒夫 永岡書店 2012
●便秘と腸の基本と仕組み 坂井 正宙 秀和システム 2016
少しずつ便秘について発信していきますので、
よろしくお願いします。
いつもありがとうございます。
副院長 松本
ひびきのカイロプラクティックの施術
いつもありがとうございます。
感謝致します。
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人生パフォーマンス向上のカイロプラクター
ひびきのカイロプラクティック
副院長
松本 健佑
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