背骨を調整すると様々な身体症状が改善していきます。

改善しない場合は、

もっと他に自然治癒力を阻害している根本原因の根本があり、

自然治癒力が邪魔されているかもしれません。

また、すり減った軟骨や骨の変形は治しません。

でも、背骨が整うと、痛みが消えていきます。

不思議に思いませんか？

ちょっと難しいですが、

ご説明していきます。

肉体面だけでなく、

精神面でも良い反応が起こります。

背骨のアプローチでは、

皆さんがご自身でなかなか調整できない

背骨の一つに胸椎があります。

胸椎は、とても自己調整が難しいですね。

その胸椎の動きが改善されていきます。

そうすると、自律神経が整うから楽になってくるのです。 

上部胸椎は呼吸中枢と関連が深く、

そこが調整されると、

そのため施術後は呼吸が深くなり、

緊張が和らいでいきます。

そうなっている状態というのは、

交感神経と副交感神経のバランスが整っている状態です。

背骨の上部胸椎（肺、食道、心臓部周辺なので）のバランスが取れると呼吸も楽になり、

内蔵が楽に動けるようになります。

頑張り屋さんの皆さんの多くは呼吸が浅く、

体のあちこちが過度に

緊張している方が多くいらっしゃいます。。

これは興奮状態（交感神経優位の状態）で、

無意識のうちに全身に不必要な力が入っています。

無意識に自分の奥歯をずっと

強く噛みしめているようなもので、

このような状態では、

深くリラックスした呼吸はしていません。

気が付かないでしょうが、

浅くて早い呼吸になっています。

ひびきのカイロプラクティックでは、

その噛みしめている歯を解放させるお手伝い＝調整をしています。

噛みしめて硬くなっているところは、

結果であり、お体のサイン。

原因は噛みしめていること。

噛みしめて離せないこと。

噛みしめるように脳からの命令が降りていること、などです。

その噛みしめを外すと、

リラックス効果（副交感神経優位）で、

呼吸が深くなり、酸素がいきわたり、

筋肉は緩んでいきます。

現代人の多くは、

様々なストレスから、

呼吸が浅く速い状態にあります。

浅い呼吸は、血中の酸素濃度を低下させるため

脳への酸素の供給量も低下し、

自律神経を司る視床下部の働きも落ち、

様々な不調を招きます。

鼻呼吸は、

鼻から息を吸って鼻または口から、

息を吐くことを言い、

自然で正しい呼吸で、

深い呼吸に繋がります。

そして、呼吸だけでなく

姿勢も悪いと呼吸は浅くなります。

スマホやPCなどで猫背の姿勢に

なっている人が多いです。

仕事でのデスクワークで

5～７㎏ほどの重さのある頭が前に出ていると、

それを支える身体もしなってきて

猫背になりやすいですね。

背骨ゆらしには、

免疫力アップが期待できます。

過度な緊張がほぐれ、

自律神経の乱れを落ち着かせる事で

交感神経と副交感神経のバランスが整います。

体のリズムが調和されます。

現代人の生活環境は

ストレスが多く、

スキンシップも減ってきています。

ストレスを感じたときや、

大切な人を癒してあげたい時は、

自分や相手をいたわる気持ちで

背骨ゆらしをやってみて下さいね。