70代女性 自律神経失調症 過活動膀胱 不眠 でお困りで来院
過活動膀胱
「過活動膀胱とは・・・
「急に我慢できないような尿意が起こる」「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある」「トイレが近い」などの症状がある疾患の事です。
「過活動膀胱に対する僕の答え」
はっきり言うと、脳神経の損傷している部分は、基本的に修復しません。
えっ、では治らないの?少しも改善しないの?諦めるしかないの?
とお思いになるの思いますが、しかし、この通りでは、ありません。
症状は、脳梗塞の原因疾患が存在するため、完全には治りませんが、
症状は、脳の損傷具合によって異なりますが、少しは改善します。
少し?と思うと思いますが、
過活動膀胱の方は、少しの改善でも日常生活に直結するため、全く生活が変わります。
過活動膀胱と見解
まず、過活動膀胱の原因としては、大きく2つあります。
①神経因性過活動膀胱(神経が原因)
脳梗塞などの脳血管障害、パーキンソン病などの脳の障害、脊髄損傷や多発性硬化症などの脊髄の障害の後遺症により、脳と膀胱(尿道)の筋肉を結ぶ神経の回路に障害が起き、その結果症状が出現する。
②非神経因性過活動膀胱(神経とは関係ない原因)
○筋力低下によるもの(骨盤底筋群など)
○加齢など、原因不明なもの。
Kさんも、実際に脳梗塞を発症後に頻尿になりました。
その後、薬を飲んで落ち着いていましたが、最近、薬があまり効かなくなったそうです。
①の神経が原因の部分であれば、脳疾患の進行がなければ症状も進行はありません。
つまり、②の部分の原因も①に合わさっていると推測できます。
Kさんは、麻痺があり筋力の原因も考えられます。強い筋トレなどリハビリを行っていますが、おそらく原因の1つではあります。
それ以上に、今回検査で分かった事は、原因不明の部分です。
つまり、【自律神経が関与している】と思います。
不眠は、頻尿の為と思われていましたが、【交感神経優位であり(不眠)+(過活動膀胱)】を出現させていると思います。
また、それが気になって、
さらに不眠や交感神経優位になって、
症状が増悪しているのでしょう。
このことから、自律神経が整ってくると症状は、脳以外の部分は解消され、落ち着いてくると考えます。
しっかり説明させていただき、Kさんも楽しみに現在、通院されています。
『背骨調整で、背骨の可動性を良好に戻し、神経の働きを回復し、本来持っている自然治癒力を向上させます。』
一緒に、良くなるように考えていきましょう。
最後まで、読んでいただき、
ありがとうございます。
松本
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