北九州市八幡西区の五十肩、膝関節痛、踵の痛み、こむらがえり、不眠、胃もたれ、便秘、自律神経失調症でお悩みの50代女性

50代女性　Sさん。

【身体のあちこちの関節の痛み、夜間のこむらがえり、不眠、胃腸の不調】などが最近出現し始めた。

当店の患者さんの紹介で来院されました。

 

今まで、仕事や母の介護等で一生懸命頑張ってきた方です。

【自分を犠牲にして、背骨を固めている状況でした。】

最近は、介護もなくなり、ストレスや疲労も少なくなってきました。

昔はあまり症状はなかったみたいですが、

余裕が少し出始めた頃から、

症状は徐々に強くなってきた様子です。

これは、今まで貯めた疲労等を感じれるようになった事、

貯めていたものが溢れだしてきたんでしょうね。

ストレスが強く、交感神経が強い状態であれば、

痛みや疲れは感じにくくなります。

慢性化すれば、身体は本当はボロボロなのに、

全く感じない人もいます。

この方も、今まで交感神経が強い状態で長年、

疲労や痛みなど本当はあるのに、

感じてなかったと思います。

感じてない状態の時は、

内部ではドンドン身体は処理できず、悪くなっていきます。

以前より、ストレス等少し状態が落ち着き、

気づけるようになったのでしょう。

痛みは、左肩関節、両膝関節、左の踵骨、夜間のこむらがえり。

右下肢が約1.5㎝短い状態。

 

右のふくらはぎの強い圧痛。

 

肩の凝りはありますが、最近の疲れの様子。

疲労の蓄積はまだ余裕がありました。

以前は、おそらくもっと倍以上、

検査で反応していたと思います。

下肢の短下肢は、骨盤のズレより出現。

膝の痛みはありますが、

幸い膝関節の軟骨や骨組織の摩耗は強くないため、

調整後正常な位置に戻りました。

そして、この骨盤のズレは背骨からきていました。

まず、腰椎の歪みがありました。

ここより、膝関節や踵骨に影響があると思います。

実際に、治療中、腰椎を調整している時、

膝関節を扱っていないのに、

膝にビリビリ何か感じていたと言われていました。

また、上位～中位胸椎にさらに強いロック、

歪みがありました。

この部分が全身に悪さをしている原因と考えました。

胸椎を固めているので、肩甲骨も動きが悪く、

結果として五十肩を出現させています。

五十肩は、急に肩が上がらなくなったり、

徐々に肩が上がらなくなるパターンがあります。

そして、共通している点が肩甲骨の動きの悪さです。

肩関節は、上腕骨・鎖骨・肩甲骨が共同して初めて正常に動きます。

このうち、どこかの動きが悪くなれば、

他の場所が頑張り過ぎて、負担が増える。

あるいはバランスが崩れ、いつか爆発します。

なんか、仕事や家庭などと似てますね(笑)

人も関節も、お互いの役割を理解し、協力し合う事が一番大事です。

状態をまとめると、【下肢のバランス不良→骨盤→腰椎→胸椎】のアライメント不良、このような感じです。

これに、頸椎や細かい問題点が複合的に合わさっていました。

また、胃腸領域、腎臓領域、自律神経なども検査で陽性でしたので、

内臓の症状もこれらに合わさり出現しています。

施術方針としては、【背骨の可動性を良好に戻し、神経の働きを回復するお手伝いに専念します。】

自然治癒力が働いて痛みがとれてきたら、

インナーマッスルを鍛えて、使える体・動ける体つくりをしていきます。

目指すゴールは、【再発予防、元気に働ける、元気に楽しく遊べる状態】です。

ゴールを達成した時には、なんて素敵な時間が待っているのでしょうか。

とてもわくわくします。

身体は素直ですので、きちんと良い方向へ導けば、良くなってきます。

慢性化しているので、本調子に戻るには時間が必要ですが、

一緒に頑張っていきましょうね。

いつもありがとうございます。

感謝いたします。

北九州市若松区の自律神経を整えるひびきのカイロプラクティック

副代表

松本　健佑