60代女性 腰椎すべり症で緊急メンテナンスで来院
本日は、3日前より腰痛が出現したKさんが元職場の同僚のご紹介で来られました。
病院でレントゲンを撮り、腰椎すべり症との診断されました。
ブロック注射も痛み止めも効かず、数日家で寝たきりで過ごしたそうです。
今日は、大腿部の痛み、しびれ感も出現していました。
「家から遠いため、通う事は難しいが、病院でも無理だったので、
状態だけでも一度、見て欲しい」との要望でした。
本気で治そうと思うなら、Kさんの自宅からは、決して遠くなく、初めから通わない言い訳を聞きたくありませんでした。
評価すると、当院は重症の方が多いため、その方がたと比べると、状態としては全然良い方でした。
ちょっと重いものを持ち、頑張り過ぎて発症していました。
急性なため、あとは炎症が落ち着いてくれば、という感じです。
背骨・神経を整えたので、痛みに関しては、
徐々に落ち着いてくると思います。
なぜ、発症してしまったのか?
ではなぜ、発症してしまったのか?
痛みを取り除くよりも、一番大事な点です。
施術を行うと、基本的に症状から消えていきます。
しかし、原因が残っているため、またすぐに再発してしまいます。
この方も、同じでした。
今回の腰痛の3か月前くらいに、同じように痛めていました。
その時は、整骨院に何回か通い、痛みがとれたそうです。
しかし、痛みが無くなったため、通うのを止めて3ヶ月後、
今回のさらに強い腰痛が出現してしまいました。
痛みの部位のみの治療で、原因まで取り除けていないため、
再発したのです。
根本から治療していないのです。
症状はサイン。根本治療が大事です。
Kさんは、仕事でデスクワーク、肥満体形、姿勢も悪く、ストレスも多いタイプ。
昔、首も痛めた経験もありました。
足の長さも、1㎝以上は差がありました。
色々な要因が、慢性的に溜まって、一番負荷のかかっている場所に発症しています。
背骨、神経の検査からこの方は、腰椎は滑っていますが、その原因は、
胸椎レベルにありました。
なので、腰椎をいくら施術しても改善しないタイプです。
また、姿勢や体形からも筋の偏りが強く、腰部を保護できない状態であるため、
結果として、腰痛に大きな負荷がかかっていたのでしょうね。
今回は、緊急メンテナンスでとりあえずの応急処置でした。
施術と日常生活の注意点、指導を行いました。
全身を整え、自然治癒力を向上させ、さらに、腰部に負担がかかりにくい状態に施術しています。
症状は、徐々に軽くなると思いますが、
今まで通りであると、また再発を繰り返すと思いますので、
家の近くでメンテナンスを行って下さいとお伝えしています。
近くの通えるところでいいので、お身体を大切にしてくださいね。
しっかり時間をかけ治療できれば
今回は、遠方の方で通院が難しいケースでした。
本気で治したい、再発しない身体にしたい、
同じ症状で通院している方の中には、
Kさんよりもっと重症で医師から手術を薦められている方、
再発もなく、バリバリ力仕事をしている方、事務仕事をしている方がたくさん多くいます。
本当の原因を取り除く為には、どうしても時間や回数は必要です。
もし、そのような方がいましたら、ぜひ当院へいらして下さいね。
お互いに頑張りましょう!!