2017年5月より整体師を本気で目指す、先生方に解剖学・機能解剖学・運動学・実技と、
まずはもっとも大事な基礎を中心に講義を行っています。
新しい事を習って理解出来ない点が最初は多くありますが、
生徒さんは、仕事の間頑張って復習しています。
そして、それに応えるべく、毎回前回の復習テストを実施しています。
せっかくなので、そのテストを少しずつブログで、公開したいと思います。
皆さん分かりますか?
前回の解答
○靭帯の中で、脊柱管の前方にある(後縦靭帯)、後方にある(黄色靭帯)は重要である。
○頸部の前面の筋群。頸椎を支え安定に働く(深層筋)と(浅層筋)の2種類がある。
○浅層筋である(胸鎖乳突筋)は、胸骨と鎖骨から起始し、後頭骨の乳様突起に停止する。
○頸椎前面筋は、(頚椎前彎)の補整に働き、(肩こり)と関連がある。
○頸椎後面筋は、(頭位の安定)と(頭頚部の動き)に大きく関わる。
○後面筋と前面筋では、(後面筋)の方が非常に発達し、筋力も強い。
理由は、(頸椎に対して重たい頭部が前方に位置する)ためである。
○後頭下筋群は、(上位頸椎)の安定に大きく関与し、この筋群が過緊張状態になると、(頭部が前方に突出)し、(顎が挙上)した特徴的な姿勢になり、(肩こり)をさらに悪化させる要因となる。
○また、上記の姿勢は(嚥下)障害の要因にもなりえる。
○舌骨周囲筋は(咽頭挙上)や(咽頭下制)など嚥下に重要である。
○人の身体には(中枢神経)と(末梢神経)の2種類の神経がある。
○中枢神経は、(脳)と(脊髄)で構成される。
○末梢神経は、(脊髄神経)と(自律神経)とで構成される。
○脊髄神経は、(31)対の神経で構成される。
頸(8)対、胸(12)対、腰(5)対、仙骨(5)対、尾骨(1)対
○上位頚神経は、(胸鎖乳突)筋の下で(頚神経叢)と作る。
○C5~C8、T1の前枝で構成される神経叢を(腕神経叢)と呼ぶ。この神経叢が刺激を受ける状態になるとしびれや痛みをきたし、この状態を指す病名を(胸郭出口症候群)という。
○橈骨神経麻痺になると、(下垂手)。尺骨神経麻痺になると、(鷲手)。
正中神経麻痺になると、(猿手)の状態になる。このことから、(手首や手指)がうまく動かせるのであれば、末梢神経障害は起こっていない事が分かるので、確認することは重要です。
頸部の問題
頸部の問題
○頸部筋には、( )と( )が存在し、( )や頭部の動きに関与する。
○モーターシリンダー理論
表層シリンダーは、( )筋と( )筋の2つの筋と( )で頸部全体を覆っている。
深層は、頸部を取り囲む( )の筋と( )がモーターシリンダーとして覆っている。
モーターシリンダー内部に存在する多数の筋のうち、大部分が頸椎の( )に付着している。
首を前に屈める作用があるのは頸椎の前面に付着する( )は、伸筋の作用を中和している。さらに、( )は背中の筋と合わせ頸椎の安定に働いている。
両肩が下がり、顎が前に出た姿勢は、表層シリンダーである( )と( )が優位に働き、頸椎の( )が機能していないことが予想される。
○ワイヤーロープシステム
( )や( )、( )などの深層筋と、頸部を補強する( )、( )、( )、( )、( )などが張り縄のワイヤロープシステムを形成。
( )や( )が逆ワイヤーロープシステムとして働くことで、頸椎の( )方向の安定性を得ている。
例えば、右の頸筋が緊張し、右に頸部が倒れている場合、( )の深部筋は疲労状態になる。
○頸部の筋、特に( )には、多数の( )受容器がある。
○この受容器は、組織が伸張された時に中枢である( )、( )へ信号を伝播する組織。
*少しずつアップしていきますね。ぜひ、挑戦してみて下さい。
*解答は、次回「整体師を目指す方への講義 問題です④」でアップします。