セルフケアの見直し資料としてお使い下さい。
分からない際にはお気軽にお問い合わせくださいね。
指圧は故浪越 徳治郎の開発した手技です。
整体、按摩、カイロプラクティックなど様々な手技療法をまとめたものになります。
私たちが習い、お伝えする浪越指圧は、圧す場所、圧す回数が決められています。
そのため、その順番さえ覚えてしまえば、だれでも一定の効果が望めるという優れものになります。
浪越指圧の基本で真髄は頭の先から足の先、表裏に至るまで全ての場所を調整できます。
そのため、医療的な知識に乏しくても、硬いところ、悪いところを見つけやすいです。
腰の痛みでもお腹から来ていたり、肩のコリでも胸からきていたり。
その原因を見つけるのが難しいのですが、全身を触るため、不調の発見が簡単といえます。
デメリットはどうしても時間がかかってしまうことでしょうか。
筋肉に対して真っ直ぐ垂直に圧します。これが一番難しく、大切なことになります。
どうしても、真下に圧すのが簡単なため、始めは床やベッドに対して垂直に押してしまいます。
しかし、筋肉というのは円柱状のような形をしています。
そのため、必ずしも真っ直ぐ垂直というのが床、ベッドに対して垂直の圧と同じでは無いのです。
指圧は筋肉に固さを伝え、脳が固さを感じることが大切になります。
そして、筋肉は何層にも重なっています。
奥の筋肉を直接触るのは非常に難しいです。
そのため、じんわりと2~3秒同じ筋肉を圧迫してあげることが大切となります。
圧すとき、圧されているときにその筋肉に集中することが大切になります。
それが、筋肉の硬さを認識し、ほぐすことにつながります。
自己指圧でも、人を指圧してあげるときでも、これは大切にしてあげてください。
心地よい圧で圧しましょう。
痛いほうが良いと思う方も多いですが、大切なのは本人の力が抜けてきもちよくリラックスできることです。
それが自律神経の調整、回復力の向上につながっていきます。
効く、痛い、強いではなく、自分自身も気持ちの良い力で圧してあげてください。
指圧は基本的には自律神経を整える手技です。
効果の順番としては
1筋肉を柔らかく→
2呼吸を深く→
3姿勢を整え→
4神経の流れを良くします。
末端まで血流を流し、筋肉を柔らかくするため、圧す筋肉は端から端までやってあげてください。
基本的には服など薄い布の上から心臓から末端に向けて圧していきます。